ところざわ介護道場 第3期 第6回実施「認知症ミニ講座『興奮』、アウターインナー交換」
2020年12月14日
12月11日(金) ところざわ介護道場を行いました。
今回も講師が来苑され直接ご指導下さいました。
内容は・・・
①新型コロナウィルス最新情報
・PCR検査結果待ち中の感染が増加↑
・発熱から始まるので、37.5℃になったらPCR検査を受け、周囲との接触を避ける。
初動が遅れると家庭内感染は確実!
①発熱→②倦怠感→③咳→④鼻汁・痰、この流れで症状が出る。
5~6日目頃に熱が下がり、⑤頭痛が残る。
・40代迄の人は味覚・嗅覚の障害が現れることが多い。
砂を噛んでいるというより、味がしない。どれも味が一緒。
煙い感じがする(無臭というより、嗅いだことのないにおいが鼻につく)。
・介護職の検温タイミングは、朝、午前、午後、退勤前の4回。早期対応が拡大を防ぐ。
腋窩で計るように。
②認知症ミニ講座『興奮(過覚醒)』
脱水がBPSD(行動・心理症状)を引き起こす
水分摂取は1回60㎖(ヤクルト1本分)程度をこまめに飲めるように、手の届くところに置いておくと良い。
高齢者は腎臓の機能が落ちてきているので、水分を一気に飲ませると、殆どが尿になり身体に戻らず蓄水できないから、ちょこちょこ飲みが良い。
・水分摂取制限者以外は、1日2,000㎖が目標
1回の食事でとれる水分は約500㎖(和食・汁物付きの場合)、1日3食で1,500㎖。
全量食べられる訳ではないので、その分もちょこちょこ飲む必要がある。
過覚醒のタイミング
◆ 夕方~夜間or早朝
→脱水が原因なので飲水介助をして様子を見る
トワイライトシンドローム(夕暮れ症候群)は、脱水と不適応(人・環境)が原因。夜勤者交代は気付かれないようにそっと行う。
屯服で眠剤・安定剤を飲んでいる方は、のどが渇くので、より多くの水を飲ませる。
◆ 週に1~2回
→便秘が原因なので、通常より1日早く下剤を投与するのも一つの手。
最近の施設は下剤撤廃の方向に進んでおり、気付くとBPSDがなくなっている。
BPSDが現れたら「落ち着いてください」とケアするよりも、身体を整えることの方が大切。
記録に残している「食事摂取量、水分摂取量、排泄の状態」を細かく分析しては如何か。
BPSDは職員の不用意な発言が引き金になっていることが多いので、お互いを指摘し合えるような人間関係を作れると良い。
③排泄介助方法
★新商品の案内
「ライフリー一晩中さらさらパッドスキンコンデション」
吸水量が増え、交換のタイミングが1日3回で良いので、夜間帯起こさなくても済むようになる。
「ライフリー座ったままラクラクズボンを脱がずに交換」
サイドがマジックテープになっていて、便座や椅子に腰掛けながらズボンを下げた状態で交換できるので、衣類着脱の手間が省ける。
★インナー交換(パットのみ)
これまで介護道場で学んだやり方はアウター・インナー全交換でしたが、今回は現場で多いインナーのみの交換方法を学びました。
商品が進化し、昨年まで学んだ扱い方より簡単になりました。毎回最新の方法を学びますので、過去参加された方も是非どうぞ。
インナー交換のポイントは、尿道口がインナーの中心にくるか、どのように折って真ん中に当てたかが最大の肝。
今回も新しい方法を教わり、学び多い回でした。
次回は、1月15日(金)18時~20時
認知症ミニ講義:BPSD「ひとり歩き(帰宅願望・出社願望)」
介護実技:パンツタイプとインナーの交換方法(座位)
コロナ渦の中でも、安全にZoomでご参加いただけます。
実演中の映像はアップで手元を映しますので、分かりやすく好評です。
ご自宅からでも、職場のスタッフとご一緒にでも、お気軽に参加できるのがZoomの魅力。
双方向で講師から指導を受けられますので、ぜひ一緒に学びませんか。
お申し込みはこちらから→https://www.ml-care.co.jp/contact/
今回も講師が来苑され直接ご指導下さいました。
内容は・・・
①新型コロナウィルス最新情報
・PCR検査結果待ち中の感染が増加↑
・発熱から始まるので、37.5℃になったらPCR検査を受け、周囲との接触を避ける。
初動が遅れると家庭内感染は確実!
①発熱→②倦怠感→③咳→④鼻汁・痰、この流れで症状が出る。
5~6日目頃に熱が下がり、⑤頭痛が残る。
・40代迄の人は味覚・嗅覚の障害が現れることが多い。
砂を噛んでいるというより、味がしない。どれも味が一緒。
煙い感じがする(無臭というより、嗅いだことのないにおいが鼻につく)。
・介護職の検温タイミングは、朝、午前、午後、退勤前の4回。早期対応が拡大を防ぐ。
腋窩で計るように。
②認知症ミニ講座『興奮(過覚醒)』
脱水がBPSD(行動・心理症状)を引き起こす
水分摂取は1回60㎖(ヤクルト1本分)程度をこまめに飲めるように、手の届くところに置いておくと良い。
高齢者は腎臓の機能が落ちてきているので、水分を一気に飲ませると、殆どが尿になり身体に戻らず蓄水できないから、ちょこちょこ飲みが良い。
・水分摂取制限者以外は、1日2,000㎖が目標
1回の食事でとれる水分は約500㎖(和食・汁物付きの場合)、1日3食で1,500㎖。
全量食べられる訳ではないので、その分もちょこちょこ飲む必要がある。
過覚醒のタイミング
◆ 夕方~夜間or早朝
→脱水が原因なので飲水介助をして様子を見る
トワイライトシンドローム(夕暮れ症候群)は、脱水と不適応(人・環境)が原因。夜勤者交代は気付かれないようにそっと行う。
屯服で眠剤・安定剤を飲んでいる方は、のどが渇くので、より多くの水を飲ませる。
◆ 週に1~2回
→便秘が原因なので、通常より1日早く下剤を投与するのも一つの手。
最近の施設は下剤撤廃の方向に進んでおり、気付くとBPSDがなくなっている。
BPSDが現れたら「落ち着いてください」とケアするよりも、身体を整えることの方が大切。
記録に残している「食事摂取量、水分摂取量、排泄の状態」を細かく分析しては如何か。
BPSDは職員の不用意な発言が引き金になっていることが多いので、お互いを指摘し合えるような人間関係を作れると良い。
③排泄介助方法
★新商品の案内
「ライフリー一晩中さらさらパッドスキンコンデション」
吸水量が増え、交換のタイミングが1日3回で良いので、夜間帯起こさなくても済むようになる。
「ライフリー座ったままラクラクズボンを脱がずに交換」
サイドがマジックテープになっていて、便座や椅子に腰掛けながらズボンを下げた状態で交換できるので、衣類着脱の手間が省ける。
★インナー交換(パットのみ)
これまで介護道場で学んだやり方はアウター・インナー全交換でしたが、今回は現場で多いインナーのみの交換方法を学びました。
商品が進化し、昨年まで学んだ扱い方より簡単になりました。毎回最新の方法を学びますので、過去参加された方も是非どうぞ。
インナー交換のポイントは、尿道口がインナーの中心にくるか、どのように折って真ん中に当てたかが最大の肝。
今回も新しい方法を教わり、学び多い回でした。
次回は、1月15日(金)18時~20時
認知症ミニ講義:BPSD「ひとり歩き(帰宅願望・出社願望)」
介護実技:パンツタイプとインナーの交換方法(座位)
コロナ渦の中でも、安全にZoomでご参加いただけます。
実演中の映像はアップで手元を映しますので、分かりやすく好評です。
ご自宅からでも、職場のスタッフとご一緒にでも、お気軽に参加できるのがZoomの魅力。
双方向で講師から指導を受けられますので、ぜひ一緒に学びませんか。
お申し込みはこちらから→https://www.ml-care.co.jp/contact/